マシュマロにはどんな特性があるの?
マシュマロの特性
マシュマロの特性といえば、何よりも弾力のある感触を真っ先に想像されると思います。
マシュマロの弾力には空気が欠かせません。
マシュマロの組織、弾力を形成する空気の混入率をみるために比重を他の泡入菓子と比べると次のようになります。
比重 | 固形分 | ||
---|---|---|---|
1 | ヌガー | 0.80~0.90 | 82~92% |
2 | フォンダントクリーム | 0.80~0.90 | 82~92% |
3 | マシュマロ(デボ式) | 0.40~0.45 | 70~80% |
4 | マシュマロ(押し出し式) | 0.20~0.40 | 75~82% |
また、マシュマロの一般成分は次の通りです。
特筆するべきは、流通菓子の中では最も水分を多く含み、脂肪分が含まれていないため、”Fat free”(無脂肪)食品として分類されるのが特徴です。脂肪を含まないため、比較的カロリーが低いのも特徴です。
マシュマロとコラーゲンの関係
コラーゲンは、人間や動物の体内にあるたんぱく質で、全身に存在し、体内のたんぱく質の約30%を占めています。
動物の体や臓器を支え、補給するという重要な役割を担っており、それゆえ、体を支える骨や体をおおう皮膚、骨と筋肉を結ぶ腱などに大量に存在します。
マシュマロの主原料のひとつ「ゼラチン」は、コラーゲンから抽出された純粋なたんぱく質です。
「コラーゲンを配合」とうたった製品の多くは、「ゼラチン」を更に低分子化し、体内に吸収しやすいたんぱく質へ加工した「コラーゲンペプチド」を配合しています。
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