特集

ホワイトマシュマロの歴史

プレーンマシュマロからホワイトマシュマロへ

 株式会社エイワのプレーンマシュマロの歴史は、昭和46年(1971年)、花シリーズ「スイセンマシュマロ」「スイートピーマシュマロ」の発売から始まります。

 それまではプライベートブランド商品や海外向け商品が主力でしたが、プレーンタイプマシュマロのナショナルブランド商品を作るという意気込みのもと開発が進められ、昭和56年(1981年)には「ホワイトマシュマロ」と3色小粒マシュマロ「フルーツマシュマロ」が企画変更商品として誕生しました。

 その後の流通戦略により、プレーンマシュマロは「 ホワイトマシュマロ」1品に集約されます。

 当時の小高社長が中心となり、パッケージデザインなどを改良し、平成5年(1993年)にエンドレスドリームシリーズの新商品として商品化されました。

 また平成7年(1995年)には、食べきりが困難なお菓子は主婦層に好まれないとの考えから、内容量を110gに変更しました。

歴代パッケージ
歴代のホワイトマシュマロパッケージ

 

マシュマロ大ブーム

 平成15年には、マシュマロに含まれるコラーゲンの美容効果が健康情報番組で取り上げられ、マシュマロが大ブームとなりました。

 平成14年度(2002年度)に25万ケースの出荷数量だった「ホワイトマシュマロ」は、平成15年度(2003年度)には84万ケースまで伸長し、その翌年には日本食糧新聞社「第23回日本食料品ヒット賞」菓子・パン部門で優秀ヒット賞を受賞しました。

 マシュマロブームが落ち着いた平成19年度(2007年度)には出荷数が32万ケースまで減少したものの、2013年には表参道ヒルズ「マックス・ブレナー・チョコレートバー」のマシュマロを使った人気メニュー「チョコレートチャンクピザ」がマスコミに取り上げられた影響などもあり、徐々に回復し、平成27年度(2015年度)には出荷数が60万ケースを超えました。

 平成25年(2013年)には広島県広島市で4月に開催された第26回全国菓子大博覧会・広島(菓子博)においての最高賞「名誉総裁賞(文化賞)」を受賞致しました。

 長い歴史を経て、「ホワイトマシュマロ」は現在も多くのお客様に親しまれています。

日本食糧新聞優秀 ヒット賞
第23回優秀ヒット賞受賞 日本食糧新聞社
ホワイトマシュマロ 名誉総裁賞受賞
平成25年 名誉総裁賞受賞
ホワイトマシュマロ

エンドレスドリームのコンセプトシート

小さな心 乗せてまわる メリーゴーランド
オルゴールの音にのり 遠ざかっては また近づく
みんなの夢 乗せてまわる メリーゴーランド
あふれる子供の笑顔 力いっぱい応える パパとママ
白い雲を越えて 青い空の彼方へ メリーゴーランドは まわるまわる
変わる事のない 愛と夢を乗せて 暖かい母の胸の中で
いつまでも いつまでも エンドレスドリーム

私どもは、消費者の皆様にマシュマロを通じて親から子へ、子から孫へ。果てしなく受けつがれていく愛と夢を、お届けしたいと考えております。

 

ホワイトマシュマロにまつわる歴史

昭和46年(1971年)スイセンマシュマロ、スイートピーマシュマロ発売
昭和48年(1973年)「メルシーバレンタイン」実施
昭和53年(1978年)香港を皮切りに輸出開始
昭和55年(1980年)プティマシュマロ発売
昭和56年(1981年)ホワイトマシュマロ(120g、155g) フルーツマシュマロ(120g、155g)
コーヒーマシュマロを発売
平成2年(1990年)120g商品の発売中止→155gに集約
平成5年(1993年)フルーツマシュマロ発売中止
ホワイトマシュマロのパッケージデザインを変更
平成7年(1995年)内容量を110g変更
平成15年(2003年)コラーゲンブーム
平成16年(2004年)ホワイトマシュマロ 日本食糧新聞によるヒット賞を受賞
平成20年(2008年)9月 原材料の高騰により内容量を100gに変更
平成22年(2010年)3月 内容量を110gに変更
平成25年(2013年)8月 ホワイトマシュマロは名誉総裁賞(文化部門)を褒賞